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合格速報「さいたま市立浦和中合格」

今年も無事にさいたま市立浦和中学の合格者を出すことができました。

たった1名ではありますが、これで3年連続同校100%の合格率です。

大手の塾と比べて合格人数では負けても、合格率では負けていません。

今後も塾生全員の目標達成に向けて、全力で指導していきたいと思います。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。               小林

「本日の授業についてのお知らせ」

本日は雪が降っていますが、塾はいつもどおり開校しています。

なお授業が入っている方でお振替をご希望の方は、塾までお知らせください。

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現在午後4時半ですが、高3生2名、中3生1名、小6生2名がすでに塾に来て勉強をしています。

さすが受験生!

また、本日は私立高校入試の初日となり、当塾でも多くの生徒が入試を受けに行きました。

雪にインフルエンザの流行、そしてお昼ころには埼京線もストップしてしまい、いろいろと困難はありましたが、条件は周りの皆も同じです。

これらを乗り切って、笑顔で報告に来てくれることを楽しみに待っています。   小林

「受験生がインフルエンザにかかってしまったら・・・」

今週に入り、中学生を中心にインフルエンザが流行してきました。

当塾でも、5名ほどの生徒が休んでいます。

中には受験生もいて、本人はもちろんのこと、ご家族の方も気が気ではないはずです。

手洗い、うがいに予防のマスクもして、予防接種も受けている・・・それなのにインフルエンザにかかってしまうという生徒も少なくありません。

でも考え方を変えると、これらのことをしていなければもっと重症になっていたはずです。

かかってしまったら、もう開き直ってこのようにポジティブに考えていきましょう。

さて、高校入試についてですが、県内の私立高校と都内の私立高校推薦入試は1月22日(月)が解禁日となっていて、ほとんどの学校がその日から約3日間に試験日が集中しています。

もし、そのときにインフルエンザにかかってしまった場合はどうしたらいいか?

これは各高校によって対応が違いますが、一般論として推薦を既にもらっている場合は別日程での受験が可で、そうでない場合は残念ながら受験できないというケースが多いです。

またその際の連絡方法も、保護者から直接高校に連絡するケース、中学校の先生を通して連絡するケースなどまちまちです。

いざというときにも慌てず冷静に行動して欲しいと思います。

ところで、公立高校はどうかというと、現在のところこのような救済措置はありません(次年度よりできるようになるそうです)。                       小林

「藤井四段について」

ここ最近は、将棋界に明るいニュースが多く、私自身毎日とても喜んでいます。

特に藤井四段の活躍ぶりには、本当に驚かされます。

私は、生徒が帰ったあとに中3生の答案の採点をして、そして同じく中3生の藤井四段の棋譜をパソコンで並べて研究するというほどの将棋好きなのですが、ここで彼の強さについて少し触れてみたいと思います。

なんと言っても、彼の一番の強さは「圧倒的な終盤力」にあります。

数学に例えると、私が10分考えてやっと解ける問題を、彼なら10秒で解いてしまうといった具合です。

そして、これはマスコミの間でもあまり触れられていないのですが、将棋観というものを大きく変えていったことも見逃せません。

従来の将棋は、「まずは守りを固めてから攻める」というのが基本でしたが、現在では「隙あらばいつでも攻める」といったスタンスです。

これは、当然といえば当然のことで、自分の玉を固めている間に相手の玉も固めて行くことができるわけで、どこで攻めても本来のところあまり差がないわけです。

そうであれば、できるだけ相手にとって不意打ちになる場面を見つけ、その時点で攻勢をかけた方がいいというわけです。

将棋の歴史は長いのですが、こんな単純なことでもこれまでの間は否定されていたのです。

常識だと思っていたことが常識ではなくなる、これはもしかすると勉強面に於いても有り得ることかもしれません。

さて、将棋と受験の最大の違いは何か・・・。これは前者が「相手との勝負」なのに対して、「後者は自分との勝負」ということだと思います。

もちろん受験でも、倍率(相手)によって合否は左右されてしましますが、そのような外的要因よりも自分自身がこれまでどれだけしっかりと取り組んできたかの事の方が遥かに大きいわけです。

受験生の皆さん、体調に気をつけて、当日ベストを尽くせるようがんばってください。

P.S. ちなみに部活動で「囲碁・将棋部」のあるところは多いのですが、やはりこれらは別々のものなので切り離して欲しいものです。

私からすると「野球・サッカー部」「バレー・バスケ部」「演劇・吹奏楽部」と言っているようなものなのです。                    小林

算数の問題より

「太郎くんはA地点からB地点まで、行きは時速40km、帰りは時速60kmで運転しました。このときの平均の速さを求めなさい。」

この問題に初めて出会ったのは、私が小学校6年生のときです。

当時、即座に「時速50km」と答えて、それが間違いだったことが分かり、ショックを受けたことを覚えています。

正解を見ると「時速48km」になっていて、何がなんだか訳がわからなくなってしまいました。

しかも、この本というのが「算数パズル」というもので、詳しい解説等一切載っていなくあるのは「時速50kmではないよ。」というものだけで、悶々とした日々をしばらく過ごすことになったのでした。

まあ今思うと、解説がなかったからこそ、悔しい思いをしてこうして考えることができたのだと思い、今ではそのことに感謝をしています。

当時の私の頭の中には、「60と40という数字だけで、どうやって48という数字が作れるんだ?できるわけないじゃないか。・・・待てよ、往復といってもすぐに戻ってくるわけないので、B地点での待ち時間があって遅くなるのだろうか?いやいやそんなことはない。」といった考えが頭の中をぐるぐる廻っていました。

そして、数日経った時にある考えが私の頭の中をよぎったのです。

「東京から札幌まで、行きは時速800Kmの飛行機に乗り、帰りは時速1mのカタツムリだった場合、果たして平均時速は400kmになるのだろうか?」というものです。

当然なるわけありません。それどころか、100年経っても往復することすらできません。

このことに気づいた時に、私は「平均時速が50kmではない」ことに初めて納得したのでした。

そして、それから数日後、自分で答えを導くことができて感動したことを覚えています。

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この問題は、開校当初のホームページやチラシ広告にも掲載したことがあるのですが、多くの方からの反響がありました。

塾生、塾生の兄弟、塾生の保護者、友人などから「何故時速48kmなんですか?」という問い合わせ等が寄せられました。

中には「うちには子供はいないのですが・・・」と言って電話を掛けてくれた方もいました。

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それでは、今後算数(数学)が伸びる人の特徴を1つだけお伝えしたいと思います。

それは、「時速48km」と聞いて、「ええっ何で?」と思ってくれる人です。

この気持ちがあれば、大丈夫です。                                                                  小林

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