3月10日(金)に公立高校の合格発表がありました。
当塾の生徒は、今年も90%以上の生徒が無事第一志望校に合格することができました。
その中には、12月の北辰テストでCランク(努力圏)だった生徒も6名ほどいたのですが、最後の追い込みで本当によくがんばり見事挽回してくれました。
また「志望校を下げたほうがいい」という私のアドバイスを聞かずに、自分の信念を貫いて合格を勝ち取った生徒もいます(笑)。
何はともあれ受験生の皆さんお疲れ様でした。
今はゆっくりしているところだと思いますが、もう少しすると高校から課題も出されますので、自習室に来て取り組んでいってください。
さて、塾生全員の第一志望校合格は、またもあと少しのところでお預けになってしまいましたが、今後もこの目標を変えることはなく、来年度の合格発表の日には生徒全員の笑顔を見ることができるように、これからも全力で指導していく決意でいます。
残るは大学受験の後期日程のみになりました。
良い結果を期待しています。 小林
- 03.11.2017
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高校受験生の皆さん、入試お疲れ様でした。
さて、今回の学力検査問題ですが、数学の問題に驚かされた人も多かったと思います。
今までの傾向と大きく変わり、毎年必ず出題されていた「折る問題」が出なかったのは衝撃的でした。
また、大問1が12問に増えたこと、そしてその中の問題も明らかに昨年までと傾向が変わってきたことが大きな特徴です。
しかし、問題文自体はシンプルなものが多くなり、読解力よりも数学力を重視したものになっていたと思います。
では具体的に見てみたいと思います。
大問1(1)~(3)
予想通り、ほぼ全員が解けるであろう「非常に易しい問題」が例年の2問から3問に増えました。
なぜ、数学の試験ではこのような簡単な問題が出題されるのかというと、他の科目と違って記号で答える問題がほとんどないため、これがないと下位生徒が0点を取ってしまうからなのでしょう。
(4)
これも基本的な計算問題には違いありませんが、平方根が入るため一応中3の範囲になります。
分母の有理化や通分など決して難しくはありませんが、過去問には出ていないタイプの問題のため、演習不足の生徒にとっては意外と大変だったかもしれません。
(5)
純粋な因数分解の問題は恐らく初めてだったのではないでしょうか?
ここ数年必ず出題されていた、解の公式を使う二次方程式が今回は出題されずにこのタイプの問題に変わりましたが、これも過去問しかやっていないとミスをしてしまう可能性のある問題です(うちの生徒は大丈夫かなあ?)。
(6)
これは定番の連立方程式の計算問題。例年90%前後の正答率があり、絶対に落とせない問題です。
毎年答えが整数になっていますが、分数になるような問題にすれば、正答率も下がって面白いのにと個人的には思います。
(7)
ちょっとだけひねってきました。
簡単ではありますが、いろいろな問題に慣れていないとサッとはできなかったかもしれません。
もしかすると、解の公式を使い時間をかけて解いた人もいたことでしょう。
(8)(9)
どちらも中学1年生の問題です。
定期試験では必須の基本問題ですが、過去問で手いっぱいだった生徒は意外と手こずったかもしれません。
しかし、これくらいは確実に点を取って欲しいところです。
(10)
冷静に考えれば難しくはないのですが、入試という緊張感の中、意外と正答率は低かったものと思われます。
「すべて選び・・・」という設問のときに、答えが一つということはあまりないものです。
(11)
今回は場合の数が出題されました。
確率と同様、樹形図を描くのが一番てっとり早く解けるタイプの問題です。
高校で習う公式を知っている生徒よりも、学校の授業を大切にしている生徒の方が解きやすい問題を作っているところは、埼玉県はさすがです。
(12)
大問1と言えども、この辺はさすがに簡単にはいきません。
正答率は15%前後と言ったところでしょうか。
しかし、問題文が例年より短くなり、解きやすくなったのは確かです。
大問2(1)
作図の問題です。
例年よりも少し難しかったかもしれません。
(2)
資料を読み取る問題です。
平均値・最頻値・中央値について全てを知っていないと出来ない問題です。
選択数をもう少し増やしてもいいかなとは思います。
(3)(4)
平面図形と空間図形の問題です。
じっくり考えれば解けた問題でも、制限時間がある中でやっていかなくてはいけないので、きつかった人も多かったと思います。
※大問2は毎年ポイントとなり、ここで時間をロスしてしまうと、後半の時間が足りなくなってしまいます。
大問3(1)
完全証明問題です。
非常に基本的な問題で、しかも例年の折る問題ではないため、解きやすかったはずです。
しかし、今まであれだけ練習してきた折る問題が出ないとは・・・。
肩透かしを食った塾と受験生も多かったことでしょう。
塾生には、数学で平均以上取れている生徒は7点満点を目指し、そうでない生徒でも4~5点を確実に取っていく書き方を指導しました。
部分点のあるところなので、絶対にスルーできない問題です。
(2)
2問あって合計で9点もあります。
1問目はさほど難しくありません。
また2問目は部分点がありますので、挑戦して欲しいところです。
大問4
(1)(2)はさほど難しい問題ではありません。
(3)は一番の難問ですが、実はこれとそっくりの問題を「入試直前講習」でやっていたのです。
まあ、しかしこれは普通にスルーしていい問題です。
総評
今回の数学は、普段から地道にコツコツとがんばってきた生徒は比較的よくでき、過去問だけをやっていた生徒には厳しい問題だったと思います。
個人的には、今年度のように問題の形式が大きく変わったことは大歓迎です。
予想のつかない問題だからこそ、普段からしっかりと取り組んでいかないといけないというわけです。
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何はともあれ高校入試は終わりました。
受験生の皆さんは本当にお疲れ様でした。
昨日から今日にかけて、生徒一人ひとりに電話をしてみました。
なぜ電話をしたのかと言うと、入試が終わると生徒は塾に来てくれなくなってしまい、手応え等を聞いてみたかったからです。
合格発表までのあと数日、受験生の皆さんはきっとモヤモヤした気持ちでいるかと思いますが、今は思い切り残り少ない中学校生活を楽しんでください。
そして、塾生全員の合格をお祈りしています。 小林
- 03.04.2017
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公立高校の入試が目前となってきました。
受験生の皆さんは、最後の追い込みをかけるとともに、体調面にも充分気をつけて、万全の状態で入試当日を迎えて欲しいと思います。
さて、受験生にとってはこの時期どうでもいい話ではありますが、「入試予想問題」についてのお話を少しだけ・・・。
「オリンピックで日本は何個の金メダルを取れるか?」というのと、「入試問題で何が出題されるか?」というのは、どちらも予想には変わりませんが、これにはとても大きな違いがあります。
前者の場合で、仮にAさんは「11個」、Bさんは「1個~20個」と予想したとします。
前回のオリンピックでは、日本は「12個」のメダルを取れましたので、これに照らし合わせて見ると正解はBさんになってしまいます。
でもどちらが凄いかというと、ほとんどの人はAさんだと思うはずです。
Aさん・・・「惜しかったね。」、Bさん「そりゃ当たるでしょ。」となるわけです。
しかし、入試を1点予想なんてしてしまったら、それこそ大変なことになります。
これがズバリ当たるなんてことはまず有り得ません。
当塾でも入試の予想はしますが、あくまでも何百種類、何千種類という問題を解いてもらい、その中のどれかに当たっているということにしか過ぎないのです。
塾は予想屋ではなく、どんなタイプの問題が出ても対応できるような本物の力をつけていくところです。
受験生の皆さん、ヤマを張るのではなく「どんな問題が来ても大丈夫だ!」という自信を持って、入試問題に取り組もう!
皆さんの健闘を祈っています。 小林
- 02.27.2017
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セレクト学院では、3月末までの期間にご入塾頂いた方には「入塾金無料」のキャンペーンを実施しています(通常16,200円)。
ご興味のある方は、この機会に是非お問い合わせください。
3月は多くの受験生の指導も終わり、教室及び自習室はガラガラ(?)になってきます。
こんなときこそ、毎日でも塾に足を運んで勉強をがんばっていきましょう。
そして、わからないところがあればどんどん質問をしましょう。
※セレクト学院では授業以外に何度自習室に来ても費用はかかりません。 小林
- 02.27.2017
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セレクト学院の指導理念を一言で言うとこんな感じになります。
1対1指導の良さについては多々ありすぎてここでは特に触れませんが、それだけで安心しきってはいけません。
「先生がいないときでも勉強ができているか?」
「1人での勉強のやり方は間違っていないか?」
「普段からやる気になっているか?(競争意識はあるか?)」
など問題はいろいろとあります。
はっきり言って、授業だけではお子様のことを把握できない部分が多々あるわけです。
そこで、セレクト学院では「演習」という自分1人の塾での勉強時間を設けています。
これにより、「勉強の習慣をつける」と共に、「勉強のやり方」についてなどのアドバイスを随時行うことができます。
「1対1の手厚い指導」と「自分1人での勉強」という両極端にも思える2つをミックスさせることにより、より高い学習効果を期待することができます。
ご興味のある方は、是非この機会にお気軽にお問い合わせください。 小林
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- 02.14.2017
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