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「眠たいときは寝ていいぞ!」

生徒諸君へ!

「自習室で頑張っている君、眠たくなったら寝ても構わない。ただし15分以上寝ていたら起こしに行くぞ。」

私は日頃このように生徒に接しています。

多少の睡眠は、疲れが取れて勉強や仕事の効率が上がるということは医学的にも証明されています。

しかし、これが20~30分を超えると眠りが深くなってしまい、なかなか起きれなくなってしまいます。

だから仮眠を取るとしたら、理想は10分程度なのです。

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他の塾ですと「塾での睡眠などもっての他」というところか、「自習中の睡眠は自由(というか監視していない)」というところがほとんどだと思いますが、私はお子様の健康と勉強効率を考えてこのように指導(?)しているわけなのです。

※ただし授業中の睡眠は許していません。

夏休みを控えて、これから多くの生徒が自習室を利用することになると思いますが、メリハリをつけてしっかり頑張っていきましょう。                                 小林

「通知表」について

通知表のシーズンがやってきました。

現在の通知表の評価は「絶対評価」と言って、「5」や「Aまたは◎」の割合は決まっていません。

極端な話、学校(担任)の判断により「5」を何人にしてもいいわけです。

そうは言っても、各教科にさまざまな観点があってこれを総合的に判断するわけですので、「忘れ物が多い」「手を挙げることがほとんどない」「提出物の期限を守らない」といった生徒に高評価がつくことはまずあり得ないわけです。

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ところで、小学校の通知表は概ね「ABC」もしくは「◎〇△」の三段階に分かれています。

問題は、ここで「B(または〇)」を取っている教科や観点別評価です。

「C(または△)」の方が問題ではないかと思われるかもしれませんが、これは既に危機感があるだけまだいいのです。

B(または〇)については、平均以上のものもあれば上位8割~9割というものもあるということを認識しておかなければいけません。

それは、絶対評価になっている現在の通知表において、昔に比べて評価方法がかなり甘くなっているからです。

小学校の通知表の評価が入試等で影響することはまずないため、受験の有無にかかわらずそんなに神経質になる必要もありませんが、現状認識をうやむやにしてしまう「B(また〇)」ということもあるというわけです。

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当塾では、小学生の方にも学期ごとに「学力チェックテスト」というものを行っています(小4以上対象)。

このテストを受けることによって、全国順位・偏差値等も分かるようになっています。

「小学校のうちから偏差値なんて早いのでは・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、自分の位置がわかりづらい時期だからこそいい励みになるはずです。                         小林

「坂道を駆け上がる英語」と「階段を登る数学(算数)」

英語の勉強は、やればやるだけ力がついてくるのが分かり、達成感を感じることができます。

反対に数学(算数)は、もがきながら1つずつ階段を登っていくようなものです。

どちらもコツを掴むととても楽しいものです。

これらの科目を苦手にしている人は、夏期講習を通して夏休みのうちにクリアにしていきましょう。

ちなみに英語を苦手にしている人の多くは「音読」というものをほとんどやらず、数学(算数)を苦手にしている人は「もがいたままあきらめてしまう」ケースが非常に多いです。

1対1の夏期講習では、生徒一人ひとりの足りない部分を見つけて的確な指導を行いますので、是非ご期待下さい。                                                      小林

「中学受験について考える」

今の時代の小学生(特にこの地域にお住まいの人)は、本当に恵まれていると思います。

なんと言っても「受験したい!」とお子様が言えば、間髪を入れずに「頑張れ!」と親が言えるからです。

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昔は受験というと、それは家族にとって一大事で、いろいろなことを考えなければいけませんでした。

特に金銭的な負担は高く、入ってからはもちろんのこと、入る前にも塾等に多くの出費がかかることを覚悟しておかなければなりません。

だからこそ本人以上に親が真剣になり、お子様が「受験をやめたい」なんて途中で言おうものなら家族中が大変なことになってしまうことも多くあったのでした。

そのようなリスクを考えると、初めから「受験はだめ!」とか「どうせ無理でしょ!」なんて思わず言ってしまう保護者の方も当時は少なくなかったと思います。

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しかし、現在この地域には「さいたま市立浦和中学」や「埼玉大学教育学部附属中学」という学校が近距離にあるため、受験に対してあまり積極派でない保護者の方でも「応援するよ、がんばりなさいね」と言いやすいのです。

ご存知の方も多いかと思いますが、両校はそれぞれ市立と国立で、授業料の負担というものがありません。

ちなみに多少距離が遠くなりますが、伊奈学園中学や平成31年度より開校予定の大宮西中高一貫校も公立中学になりますので同様です。

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お子様が「受験をしたい」と言えば応援してあげて、「友達と別れたくないからやっぱり受験をやめる」と言えばその意志を尊重してあげるという、親はまさに自然体のままでいいのです。

このような立地的にも恵まれているこの地域で、大いに勉強をがんばってほしいと思います。

「さいたま市立浦和中」と「埼玉大学附属中」については、当塾ホームページのトップ画面にもありますので、ご興味のある方は是非ご覧になってください。                     小林

「公立高校選抜基準」について

「平成29年度公立高校の選抜基準」が発表されました。

まずはこの「選抜基準」とはいったい何なのか、というところから簡単に解説をしてみたいと思います。

公立高校というのはどこも同じ入試選抜方法なのでは?と思われる方も多くいらっしゃると思いますが、それは入試当日に行われる学力試験での話であって(それも英数に関しては今回より2種類に分かれます)、実際はこの学力試験の点数と調査書の数値との割合を各高校がある程度自由に決められることになっています。

また、調査書と言っても通知表を基本とした「学習の記録」だけでなく、部活動や特別活動での記録、資格試験などの記録なども数値にして加算していき、その高校独自の点数が決まるというわけです。

例えば英検3級を持っている場合に、高校によってプラス〇点、プラス△点、もしくは加算点なしということがあるわけです。

ご興味のある方は「埼玉県教育委員会」か「各公立高校」のホームページ等からご確認してみてください。

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ところで、この「選抜基準」ですが、高校受験生の方だけではなく、中1・中2の保護者の方も是非ご覧いただきたいと思います。

公立高校の中には学力検査と調査書との比率を6:4前後にしているところが多く、そのうち4にあたる調査書の部分のうち、中1、中2、中3の割合が1:1:2位にしているところが多く見受けられます。

この場合入試全体を10とすると、そのうちの4が調査書で決まり、1が中1までの成績で決まるということになります。

なんと中1が終了した時点で、公立高校入試の約1割が決まってしまっているということになるのです。

もちろん、だからと言って今からピリピリする必要はないのですが、普段の勉強を大切にして行かないと後で取り返しのつかなくなることもあり得るというわけです。

実際の選抜基準はもっと細分化されていて、とてもこの欄で解説できるようなものではありませんが、もし気になるようなことがありましたら、塾生・塾外生を問わず何でもお気軽にご相談ください。      小林

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