公立高校の入試が目前となってきました。
受験生の皆さんは、最後の追い込みをかけるとともに、体調面にも充分気をつけて、万全の状態で入試当日を迎えて欲しいと思います。
さて、受験生にとってはこの時期どうでもいい話ではありますが、「入試予想問題」についてのお話を少しだけ・・・。
「オリンピックで日本は何個の金メダルを取れるか?」というのと、「入試問題で何が出題されるか?」というのは、どちらも予想には変わりませんが、これにはとても大きな違いがあります。
前者の場合で、仮にAさんは「11個」、Bさんは「1個~20個」と予想したとします。
前回のオリンピックでは、日本は「12個」のメダルを取れましたので、これに照らし合わせて見ると正解はBさんになってしまいます。
でもどちらが凄いかというと、ほとんどの人はAさんだと思うはずです。
Aさん・・・「惜しかったね。」、Bさん「そりゃ当たるでしょ。」となるわけです。
しかし、入試を1点予想なんてしてしまったら、それこそ大変なことになります。
これがズバリ当たるなんてことはまず有り得ません。
当塾でも入試の予想はしますが、あくまでも何百種類、何千種類という問題を解いてもらい、その中のどれかに当たっているということにしか過ぎないのです。
塾は予想屋ではなく、どんなタイプの問題が出ても対応できるような本物の力をつけていくところです。
受験生の皆さん、ヤマを張るのではなく「どんな問題が来ても大丈夫だ!」という自信を持って、入試問題に取り組もう!
皆さんの健闘を祈っています。 小林