勉強には「暗記」をする部分と「理解」をしないといけない部分とがあります。暗記とは「ひたすら覚えること」で、理解とは「答えを導くための説明がつくもの」です。
例えば社会科はよく暗記科目と言われますが、実際には理解しないといけない部分もたくさんあります。また、数学は暗記ではないと言われますが、覚えてしまったほうが早い部分も多々あるのです。
私が学生時代に勉強をしていたときは、「これは覚えること」「これは説明がつくこと」といったように分類をして効率的に学習を進めていました。
私は英語を教える機会が比較的多いのですが、「goの過去形が何故wentなの?」と聞かれてもこれはもう覚えるしかありません。しかし、「ここに何でbe動詞が入るの?」と聞かれたら、ほとんどの場合説明をすることができます。
勉強のやり方の上手でない生徒は、これらのものが交じり合って整理できていないことが多いように感じます。
セレクト学院の夏期講習では、勉強を教えるだけでなく、自分ひとりでの学習が効率的にできるようにサポートしていきたいと思います。 小林