こんなところで、私的な話で申し訳ありません。
うちの娘は小5です。
ついこの前まで、鉄棒で前まわりができませんでした。
水泳では、100Mを泳げるのになぜか不思議です。
本人もくやしくて、よく練習していました。
しかし、5年生ともなると、そんなこと人に知られたいはずはありません。
そこで練習は、夜か雨の日になるのです。
本人は必死です。妻も当然プレッシャーをかけます。
しかし私だけが、なぜか笑って見ていました。
きっと前まわりのできない5年生なんて、学年に一人位なのではないかと思います。
でも、娘は貴重な体験をしました。
それは悔しくて恥ずかしい思いを存分に体験できたことなのです。
娘のクラスにも、「水に顔をつけられない子」や「掛け算の九九ができない子」、「縦笛の吹けない子」に「スキップのできない子」などいろいろな子がいると思います。
そんな子たちを見てばかにするのではなく、自然に声をかけて励ましてあげられるようなそんなやさしい子に育って欲しいと思うのです。
そして、先日初めて前まわりができたとき、娘は大はしゃぎで公園中を走り回っていたのでした。
本人の名誉のため、今回は匿名にさせていただきます。