調査書(内申書)の数値というものは、高校入試においてかなり重要な部分を占めます。
特に公立高校入試においては、各学年の「学年評価(5段階×9科目=45点満点)」の数値が大きなポイントになります。
さて、当塾の生徒の今年度の中2と中3での学年評価を比較してみると、90%以上の生徒が数値を上げました(最高は7アップ)。
そして残りの生徒も最低現状維持はしていて、数値を下げている人はほとんどいません。
この結果は非常に嬉しいことなのですが、手放しで喜べるというわけでもないのです。
学年評価は、各学期の通知表の総合として別途に算出されるものですが、これには定期試験の結果を中心に、出席日数・授業態度・提出物・授業中の発言など様々な観点から評価されます。
特に提出物(宿題やワーク等)の期限を守らない場合は、大きな減点となってしまいます。
さすがに3年生ともなれば、そのような生徒は少なくなってくるわけでして、それで学年評価がよくなっているというケースも少なからずあるわけです。
※ちなみに現在の数値の付け方は絶対評価と言って、「5」が何パーセントなどという規定はありません。
さて、今回何を一番伝えたかったかというと、
「提出物の期限を守ることくらいは、中1、中2のうちからしっかりやれ!」ということです。
普段から親子の間でのコミュニケーションをしっかりと取っておくことで、防げることも多々あるはずです。
親の干渉のし過ぎは良くないですが、ほったらかしも危険です。
適度な距離を保ち、お子様との関係を維持していただきたいと思います。 小林