当塾の授業は1対1指導で行っていますが、教室は完全な個室になっていません。
これにはいくつかこだわりがありまして、開校当初よりこの形を貫いています。
昔、私は家庭教師をやっていたことがあったのですが、生徒の勉強部屋に行くと正直なところ結構だらけていた子が多かったです。
机の上に漫画本やお菓子が置いてあったり、テレビがつけっぱなしであったりなど、まず勉強の姿勢に持っていくところからのスタートでした。
この点、塾はそれなりに生徒もシャキッとしていて、勉強態勢に入っている子がほとんどですので、授業に入るまでがとてもスムーズです。
でも、ここで個室にしてしまい、先生と2人だけにすると生徒に甘えが出てくる可能性があります。
やはりいつでも見られているという緊張感も大事なのです。
また、オープンスペースにすることによって、先生の授業を、私をはじめ職員がチェックしやすい体制にできたことも大きな利点です。
先生と言えども完璧な人などひとりもいません。
それぞれに、多少足りないところや、改善すべきところなどがあります。
そして、それらを迅速にこちらで把握できるのがここの強みなのです。
生徒への接し方が「厳しすぎる」、反対に「優しすぎる」、「問題を考えさせる時間は適当か?」、「宿題の量と内容は充分か?」など先生からの報告だけでなく、私自身の目でチェックできるところに、この個別指導の良さを感じています。
そういえば、近隣にある「埼玉大学教育学部附属中学」もオープンスペースになっていて、廊下から教室が丸見えです。
さすがに集団授業でのオープンスペースはどうなんだろう?と思いましたが、私の思い過ごしでした。
私の娘も以前通っていたため、何度か教室に行ったことがあったのですが、誰ひとりとして通り過ぎる私のことを気にする様子もなく、みんな授業に集中していました。
必要な発言は積極的にしても、無駄話はないため、教室は概ね静かで良い雰囲気で授業を受けていました。
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セレクト学院では、2回の体験授業を通じて教え方だけでなく、塾の雰囲気も体験して頂いています。
更に自習室での勉強もできる限り体験してもらい、総合的に見た上でご検討を頂ければ幸いです。 小林