1月中旬より私立及び中高一貫公立中学試験、センター試験、私立高校入試と、本格的に入試が始まります。
これまで取り組んできたことをすべて発揮して、100%の力を出して欲しいと思います。
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さて、私自身が塾業務についてから20年以上が経つのですが、これまでにいろいろな経験をしてきました。
その中でも、今回は入試での失敗談や実際に起こったトラブルについて紹介してみたいと思います。
「試験当日にインフルエンザにかかってしまい受けられなかった。」
これまで過去10回以上ありました。
この場合、基本的には不合格になってしまいますが、私立高校の推薦をもらっている場合や複数の受験日を設定している場合には、救済処置をしてくれるところも多いです。
※公立高校でも、今回の入試より別日程での受験が可能になりました。
「受験会場を間違えてしまった!」
こんなことも実際にありました。
人の流れに乗っていったら、違う高校に着いてしまったとのことでした。
結局その日は受験できず、受験校に連絡をしたところ別日程での許可をもらい、見事合格できました。
これも事前に推薦をもらっていたからなのであって、一般入試ではこうは行きません。
「受験票を忘れた!」
実はこれは何とかなります。
これによって入試が不利になるようなことはありません。
しかし、受付で余計な手続きをしないといけないですし、当人は少なからずパニックになってしまうことも有り得ます。
また、精神的なダメージによって、試験でも力を発揮できないということも考えられます。
このようなことからも、受験日前日と当日は入念なチェックをしておきたいものです。
「合格後の延納手続きを忘れた。」
私立では、合格後に延納手続きが必要なケース(公立やその他の私立を第一志望にしている場合)も多々あります。
これを期限内に行わないと、残念ながらアウトになります。
これが認められてしまうと、入試の駆け引きができてしまい不公平になってしまうからです。
「お弁当を忘れてしまった!」
もう20年ほど前になりますが、これも実際にあった話です。
その生徒は、高校の先生からお弁当を分けてもらい、見事に合格しました。
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入試では、何が起こるかわかりません。
どんなときでも平常心でいられたらいいのですが、なかなかそうもいかないものです。
しかし、アクシデントが起こったときにどうすればよいか、事前に家族で話し合っておくことは大切です。
また、緊急事態のためにも自分の行っている学校と受験校の連絡先は控えておきたいものです。
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さて、年が明けてからも当塾の生徒は、受験生を中心に12時間前後塾にいる生徒も増えてきました。
体調に気をつけて、追い込み勉強をがんばっていきましょう! 小林