公立高校の最終倍率が近々発表されます。
もっとも、第1回目の発表が既に出ているわけですので、全体の倍率はもう確定したようなものです。
それを見ると、例年とあまり変わらないことがわかります。
では最近言われている私立高人気というのは本当なのでしょうか。
確かに私立高校の人気が出る要因はいくつか考えられます。
①景気が良くなったこと(ちなみに私はあまり感じておりません。)
②私立高校に対する県からの助成金が増えたこと
それでも倍率が変わらないと言うのは・・・。
以下は私の推測も含まれていますのでご了承ください。
今年の特徴としては、「私立の〇〇高校に受かったから、公立は少し上のところで勝負しよう!」とこんな生徒が増えてきたような気がします。
これは、当塾の生徒だけでなく、親交のある塾関係者の人に聞いても同じような答えが返ってきます。
また、受験者の偏差値分布などを見ても、例年よりも受験者の平均偏差値が下がっている高校が多くなっている様子です。
受験者人数が変わらないのに偏差値が下がっているということは、これは安全圏での受験者が減り、挑戦圏での受験者が増えているということになります。
正確なデータはこれからですが、興味を持って見てみたいと思います。
「さて受験生諸君、こんなわけで例年よりも今年は入りやすいかも知れない。自分を信じてベストを尽くそう!吉報を待っています。」 小林