さて、問題です。
以下の単語における共通点は何でしょうか。
economics, pilot, imagine, respect,calligraphy, support, actually, disappear
正解は、今回の公立高校入試の学校選択問題(上位校中心)で出題された英単語のうち、さいたま市内の公立中学では習っていなく、しかも注釈のついていない単語の一覧です。
「中学で習っていない単語が出るの?」と驚かれるかもしれませんが、そうなんです。実際に出るのです。
もちろん、これらを英語で書きなさいとか、意味を答えなさいという問題が出るわけではありませんが、長文問題の中に堂々と登場しています。
これに注釈つきの単語等を含めるとかなりの数になり、長文を読むことさえ辛くなってしまうかもしれません。
さて、出題者の意図としてはどうでしょうか。
恐らく「これらの単語の意味が分からくても、問題を解くのに支障はないよ。」とまあこんなところだと思います。
確かに上記の単語の意味がわからなくても英語に慣れた人ならば、それが名詞なのか動詞なのか形容詞なのか位は文脈を見て分かるはずです。
それさえ分かれば、取り敢えず文法面で苦労することはありません。
しかしだからと言って、既に知っている生徒と知らない生徒とでは、問題を解くスピードの面で大きな差がついてしまうことでしょう。
ここで結論。
上位校を目指している生徒は、学校で習う単語はもちろんのこと、それ以上のものも大いに吸収してほしいということです。
ではどうやってそれらを学んでいくかというと、塾のテキスト(一部のもの)、NHKラジオの基礎英語、英検(準2級~3級程度)などで勉強をしていくのがいいでしょう。
塾の先生たちも相談に乗っていきますので、いつでも声を掛けてください。 小林