明日6月28日(金)で、近隣中学の期末試験がすべて終わります。
早い所ですとすでに答案も返されてきて、解きなおしを始めている生徒もいます。
さて、点数についてはこれで一喜一憂することなく、冷静に分析をしていきましょう。
例えば、自分の点数が20点上がっていても、平均点が20点上がっていればほぼ現状維持にしか過ぎないわけです。
やはり目安となるのは偏差値や学年順位になるのですが、残念ながら定期試験では通常偏差値は出すことはありません。
偏差値を出す方法というのは非常に複雑なのですが、ここで中学生の皆さんにもできる簡単な計算方法をお伝えしたいと思います。
※この方法はあくまでも目安であって、誤差が生じますのでご留意ください。
①、自分の科目の点数から平均点を引いてみます。
②、①で出た数字を2で割ります。
③、②で出た数字に50を加えます。
これで出てきた数字が、偏差値に近いものとなります。
例1 自分の点数が75点で平均点が55点の場合
①、75-55=20
②、20÷2=10
③、10+50=60 おおよその偏差値=60
例2 自分の点数が55点で平均点が65点の場合
①、55-65=-10
②、-10÷2=-5
③、-5+50=45 おおよその偏差値=45
以上のようになります。
もし5科目全体の偏差値を調べたい時は、②のところを2ではなく10で割ってみてください。
例)5科目の合計点数が360点で、平均点が330点の場合
①、360-330=30
②、30÷10=3
③、3+50=53 おおよその5科目偏差値=53
こんな感じです。是非皆さん試してみてください。 小林