中学校では、教科書のほかに主要教科の多くでワークを配られることが多くなっています。
「課題の提出が大変だ!」「試験前はこれで手いっぱいになってしまう!」なんて思っている人もいるようですが、そんな人たちのために私の昔の体験を読んでほしいと思います。
かつて私の中学時代には、生徒に配布されるワークなるものは存在していませんでした。
そのころの勉強方法(今回は社会科)を少しだけお話ししたいと思います。
授業では、当然のことながら先生の板書を全てノートに書き写します。
家庭学習では、このノートと教科書とをにらめっこして、さらに覚えやすいようにノートに整理します。
これは一問一答形式にすることが多かったです。
ここまでで準備完了!あとはひたすら覚えるだけです。
何だか目新しくもない当たり前のようなことを書いてしまいましたが、皆さんはここで何かに気が付いてくれたでしょうか?
そうなんです、今の生徒たちはこの労力が必要なく、すでにここまではワークという形で出来上がっているのです。
今の生徒たちがここが出発点というのは、私にとっては非常にうらやましい限りなのです。
このワークに限らず、昔に比べて恵まれてきていることは多々あります。
これらを生かさない手はありません。
さて、ここで少し突っ込んだ社会科の勉強方法を紹介したいと思います。
それは、「一問一答の逆をやってみる」ということです。
つまり重要語句を見て、それについて説明するという勉強をやってみるのです。
これはなかなか力が要りますが、慣れるととても楽しく、また模試などにも強くなれるはずです。
是非参考にしてみてください。 小林