第8回北辰テストの結果が、先日塾に届きました。
そこには、なんと正答率0%の問題が出題されていました(私の知る限りおそらく初めてのはず)。
※正確には0.0%で四捨五入をしているので、もしかしたら1人か2人正解者がいるかもしれません。
さて、その問題はと言うと、数学の学校選択問題校(上位校受験者向けの問題)の中の1問です。
私も早速解いてみましたが、やはりなかなかの難敵です。
解けそうにはなるのですが、なかなか最後に決め手が見つかりません。
そうこうしているうちに、30分を経過してようやく答えを導くことができました。
私がもし受験生で、この問題に遭遇したら間違いなくスルーしていたでしょう。
仮にこの問題ができたとしても、50分の試験時間中30分をこの問題に使ってしまえば、他の問題を20分でやらなければならず、これは現実的ではありません。
ところで、正答率が極端に低い問題と言うのは、試験を受けている最中には当然分かりません。
しかし、どこにそのような問題が隠されているかは、おおよその見当がつきます(当塾の直前講習を受けている生徒なら、全員知っているはずです)。
捨て問という言葉はあまり好きではないのですが、実際それを作らないと高得点を目指すことは難しくなっていしまいます。
高校受験生の皆さん、テストの見直しは正解を知るだけでなく、どのようにして点数アップを目指すかを分析していくことが重要です。
ラスト20日間、ベストを尽くしていきましょう。 小林