近隣の中学では本日が体育祭のところが多く、生徒たちはみんな張り切っていたようです。特にこの1~2週間は、練習で日に焼けて真っ黒になっていた生徒も多数見られました。そして、何人かの生徒は私に「体育祭が終わったら勉強を本気でがんばる」と言ってきました。これが有言実行になるように温かく見守っていきたいと思います(くれぐれも「これを食べたらダイエットする」といった、次の日には忘れてしまっているような宣言にはならないことを祈っています)。
さて、本気で勉強を頑張るには、まずは勉強の環境を整えることが大切です。自分の部屋で勉強をする場合、「テレビ」「ゲーム」「携帯電話」「音楽プレーヤー」など誘惑になりそうなものが多々あります。これらをどう断ち切っていくかが大きなポイントになります。そういえば、前回の中3北辰テストの英語の長文問題に良いことが書いてありましたので、紹介してみたい思います。それは、高校1年生の生徒が後輩に対して、「ぼくは勉強をする時、携帯電話をリビングにおいて使えないようにしていたんだ。最初は嫌だったけど、今では良かったと思っているよ。」というものでした。
よく意志が強いとか弱いとか言いますが、意志なんて強くないのが普通だと私は思っています。だからこそ、自分でどこかで歯止めをして、勉強に集中できる環境づくりをすることが大切なのです。中学生になると勉強もだんだん難しくなってきて、親が教えることも少なくなることでしょう。しかし、環境面でのアドバイスなどは大いにしてあげて欲しいと思います。それから「ながら勉強」は絶対によくありません。誘惑に勝つ自信がなければ、塾の自習室を大いに利用しましょう。
小林