入塾当初は自習には来ても、自分から積極的に質問をすることの少ない生徒もたくさんいます。まだ慣れない場所で、多少の遠慮もあるようです。また、「何を聞いたらいいかが分からない」「分からないところが分からない」といったケースも意外と多いものです。
私たち先生は、時間のある限り「質問はない?」といった感じで生徒ひとりひとりに声を掛けに行きます。これは、そのとき質問がなくても、聞きたい時にいつでも気軽に質問をできる雰囲気にさせていくためです。初めのうちはなかなか質問をしなかった生徒も、こちらから声を掛けることによって次第に自分からも聞いてくるようになってくるようになってきます。
そして特筆すべきこととして、塾に数ヶ月も通うと「質問の質」がだんだんと向上していくのです。これはどういうことかというと、以前は「これが分かりません」というだけの質問だったのが、
「ここまでは自分でやったのですが、この先がわかりません。」
「解答とは違うのですが、この答えでも正解になりますか?」
「この文章にtoが入るのはなぜですか?」
といったような努力の跡が見られる内容が増えてくるのです。これは私たちにとっても非常に嬉しいことです。
当塾では、自習時にも生徒ひとりひとりに合ったフォローをしていますので、これからも安心して、そして積極的に質問に来てください。 小林