大学入試と公立高校入試が終わり、受験生の多くは既に塾を卒業しています。
また、中学1、2年生も定期試験が終わり、ほっとしている人も多いのでしょう。ここのところ自習室がとても空いています。
つい1、2週間前は連日座席が満席近くになり、質問も順番待ちだったのが、今では先生が暇を持て余している(?)状態です。
この時期、毎年のこととはいえ、やはり少し寂しさもあるものです。
このようなときこそ、私たちは空いている時間を有効に使って、新年度の教案作りや入試問題分析、情報収集などを行っているのですが、それでも生徒の皆さんと接している時が一番充実しているというのが教師としての性分なのです。
塾生の皆さん、どんどん自習室に来て先生たちを質問攻めにしてください。
ここでクイズです。次のうち先生が教えてくれない質問があります。それはどれでしょう?
①「この英単語の意味を教えてください。」
②「この英単語はどういう読み方をするのですか。」
③「学校の宿題で分からないところがあるので教えてください。」
④「さっき教わったところですが、分からないのでまた教えてください。」
⑤「受講科目ではないのですが、教えてくれますか。」
正解は①です。これは自分で辞書で調べればできるものです。「先生に聞いた方が速い」なんて思っても、先生は教えてはくれません。②は辞書で調べても発音記号しか載っていないことが多く、なかなか難しい所もありますので気軽に聞きに来てください。③は意外にも質問OKです。ただし塾の先生に学校の宿題をやってもらおうという姿勢で聞きにきてはいけません。先生も答えを教えるのではなくやり方やヒントを教えるだけですので、最終的には自分でやっていくことになります。④のようなケースの場合は質問を遠慮してしまう生徒もいるのですが、実際何も気にすることなく何度でも聞きに来てください。どうしても聞きづらかったら、他の先生をつかまえて質問をしてみるのもいいでしょう。⑤も同様でどんな科目でも遠慮なく質問に来てください。 小林