いつも家でテレビやゲーム等に夢中になっている我が子を見ると、つい親は「勉強しなさい」と言ってしまいがちです。
できることならば、何も言われずに机に向かった方が親子共々遥かに精神的にも良いことは言うまでもありません。
それではどのようにすれば、それができるようになるのでしょうか?
これは私の実践経験でもありますので、是非参考にして頂きたいと思います。
まずは、お子様が学校から帰ってきたら、今日の夜の予定を聞いてみます。
そうすると、驚くことにこちらが何も言わなくても、「勉強」の時間が入っているものなのです(やらなければいけないという意識は誰でも多少なりともあるわけです)。もちろん、ここで勉強時間が入っていないようであれば、諭す必要があることは言うまでもありません。
後はその通りに行動するのを見守ってあげるだけです。もし、勉強時間になってもしようとする気配がなければ、注意をしてあげます。しかし、これは自分で立てた予定を教えてあげているわけですので、冒頭のようにいきなり言われるほど反発はしないものです。勉強をすることも大切ですが、それ以上に大事なのは「お子さんが気持ちよく机に向かうこと」なのです。
余談になりますが、夫婦の間で「会社で仕事をちゃんとやっているの?」とか「休んでいないでもっと家事をしっかりやりなさい」なんて会話をしていたら、きっと喧嘩になってしまうでしょう。子供だって同じです。
大人よりも素直で、単純で、これから大きく成長する子供たちをどうか温かく見守ってあげてください。 小林