昨日、第4回北辰テストの結果が返ってきました。
今回のテストでは、特に2つの点に注目していました。
1つ目は、夏期講習を通して塾生がどれだけ力をつけてきたかを知ることができるということ、そして2つ目が新しくなった北辰テストにどのような影響が出たかということです。
まずは、当塾生の結果からご報告をさせいただきます。今回は、前回の北辰テストと比べて塾生の個人偏差値は、1人あたり「1.9」上昇しました。これはまずまずの結果ではないかと思っています。この調子で12月の北辰テストまで伸びてくれれば、計算上「7.6」アップということになりますが、そこまで上手くいかなくても塾生全員が「5」以上アップできるよう、今後も全力で指導していく決意でいます。
他塾の広告では、よく「偏差値が10程度アップ」などと掲載されているものもありますが、これは多数の生徒がいる中での特に伸びた生徒をピックアップしているだけに過ぎません。大切なことは、塾全体で「どれだけ生徒の成績を伸ばすことができたか」ということです。
当塾生は今回の北辰テストで、6割以上の生徒が中3時の自己最高偏差値を更新しましたが、この勢いで、これからも更に飛躍できるよう努力を積み重ねて欲しいと思います。また、今回自己最高偏差値を更新できなかった人も、まだ10月以降も北辰テストは続きます。必ず満足の行く結果を出せるよう、教師一同全力で指導していきますのでこれからもしっかりと取り組んで行きましょう。
次に、今回の新しくなった北辰テストがどんなものなのであったかについて、少しだけ書かせていただきたいと思います。
すでにご存知の方も多いですが、今回より思考力等を試す「記述問題」が大幅に増えて問題が全体的に難しくなりました。これによって平均点も大幅に下がり、1教科平均40点弱となってしまいました。「きっとそうなるだろうなあ」とは思いつつも、実際にこの平均点を見ると「問題としてどうなんだろう」という思いもあります。特に社会科の平均点が28点(ちなみに当塾生の平均は35点)というのを目の当たりにすると、受験生にとっては気の毒だったと思います。
まあ何はともあれ、今後の北辰テストはこのスタイルで行くわけでして、これに対応できるような確かな学力をつけていくしかありません。
当塾の北辰テスト対策では、今後も塾オリジナル予想問題取り入れて、新しい北辰テストにも十分対応できる学力をつけていきます。
今回残念ながら自己最高偏差値(5科)をクリアできなかった生徒には、次回の「北辰テスト対策」は無料で行います。 そして次回の北辰テストでは、塾生全員の自己最高値の更新と大幅アップを目指して行きたいと思います。 小林