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平成29年度公立高校「学校選択問題実施校」が発表されました

来年度からの新しい試みとして、公立高校入試では英語・数学に限り、従来のタイプのものと新しいタイプの問題(県が作成したやや難しめの問題)のどちらかを各公立高校が選べるようになりました。

今年度までは全県統一の問題でしたが、これを2種類に分けることによって、各高校が受験する生徒のレベルに合った問題に近づけることができるというねらいがあります。

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「学校選択問題実施校」

浦和・大宮・浦和第一女子・さいたま市立浦和・川越・川越女子・川越南・春日部・蕨・越谷北・越ケ谷・川口北・浦和西・和光国際・熊谷・熊谷女子・不動岡・熊谷西・所沢・所沢北  以上20校

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おおむね予想通りというか、ほぼ順当に上位20校が学校選択問題実施校になったようです。

※どうやら偏差値60というのが1つの境界線になりそうです。

さて、これによって受験生の皆さんは何が変わるかというと、実際のところ現時点では何も変わりません。

情報に振り回されることなく、心配せずに今の勉強を続けてください。

また、これによって志望校を決めたり変えたりする必要もありません。

なぜなら自分だけがその問題で受験をするのではなく、同じ高校を受ける生徒全員が同じ入試問題で受験をするからです。

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ところで、従来の問題についても変化がありそうです。

それは今までと同じ難度の問題にしてしまうと、その問題で受験をする生徒には上位生がいなくなるため、平均点がかなり低くなることが予想されるからです。

そのため基本的な問題を多くしていくことになると思いますが、ここがひとつのポイントになります。

「数学(英語)は苦手だから捨てた」なんてことは今でもそうですが、来年度は今まで以上に致命傷になってしまうというわけです。

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受験生の皆さん、これから先は長いです。焦らず慌てず怠らず、基本に忠実に努力の継続を図りましょう。そして来春笑顔で高校生活を迎えられることを祈っています。               小林

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