現在中学1年生の数学では正負の数が中心ですが、これが終わると「文字の式」に入ります。
ここでつまずいてしまうと、今後数学がずっと苦手科目となってしまうことも少なくありませんので、しっかりと学習していって欲しいと思います。
それではこの「文字の式」ですが、そんなに難しいのかと言うと決してそういうわけではありません。
むしろコツをつかんでいけば、スラスラと解ける問題がほとんどです。
では、なぜつまずいてしまう人が多いのかというと、それはズバリ「小学校で習ったことが理解できていないままの生徒がとても多いから」なのです。
ここをしっかりと押さえておかないと、間違いなく文章題でついていけなくなってしまいます。
ここで「小学校で習った問題」をいくつか掲載してみますので、力試しで解いてみて欲しいと思います。
問題
1、1辺が4cmの正方形の周の長さは何センチメートルですか。
ヒント:さすがにこれはなしです。
2、1辺が4cmの正方形の周の長さは何メートルですか。
ヒント:単位に気をつけよう。
3、税込900円の品物を2割引で買いました。いくらになりますか。
ヒント:2割と2割引は違うよ。
4、税抜き800円の品物は税込ではいくらになりますか。
ヒント:消費税が8%なのはみんな知っているね。割合や百分率の問題はまず小数または分数で考えることが大切だ。
5、家から学校まで1200mの道のりを時速4kmで歩くと何分かかりますか。
ヒント:揃える単位が2箇所あります。順番に整理していこう。
6、(難問)家から学校まで行きは時速4km、帰りは時速6kmで歩きました。このときの平均時速を求めなさい。
ヒント:時速5kmは間違いです。
いかがでしたでしょうか?意外と難しい問題もあったと思います。
※解答
1、16cm
2、0.16m
3、720円
4、864円
5、18分
6、時速4.8km
この問題に関する質問は大歓迎です! 小林