前回に引き続き、今回も中学1年生の学習について取り上げてみたいと思います。
今回は英語ですが、中1の英語ほど教えるのが難しい学年はないと思っています(特に1学期)。
何が難しいのかと言うと、学校で習っていない単語が多すぎるという点です。
ここで保護者の方に問題ですが、以下の単語(熟語)を初めて学校で習うのは1年の何学期だと思いますか?
Wednesday, How many, collect, usually
is, he, she
正解は上段が1学期、下段が2学期なのです。
「逆じゃないの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。
教科書会社が変わってこれを初めて知ったとき、私はかなり衝撃を受けてしまいました。
それは、夏休みの時点でこれらの単語を習っていないということが信じられなかったからです。
つまり教科書通りにやっていくと、is, are, he, sheというような単語はこの時期例文等で使えないわけで、これがなかなか大変なわけなのです。
当塾は個別指導のため、このようなものも先取りをして取り入れていくケースが多いのですが、「定期試験対策授業」のようなクラス授業では、かなり気を使わなければいけなくなってくるわけです。
「もうちょっと何とかして欲しい」というのが本音なのですが、まあ決めらた以上これを元にやっていくしかありません。
※上記の内容は、さいたま市内の公立中学のものですが、学校によって多少順番が前後している場合もあるかもしれません。
さて、それはさておき英語上達の秘訣は「音読を徹底して行うこと」です。
教科書だけでも充分ですので、毎日15分大きな声で読んでみましょう。
それでも物足りない人は、ラジオの「基礎英語」(NHK)がお勧めです。 小林