はっきり言って、ケアレスミスを100%なくすことは不可能なことだと思います。
実際私自身もたまにやってしまうことがあります。
ただ、これを少なくすることはできます。
例えば数学(算数)では、テストのときに途中式等を分かるところに書いておくことが大切です。
そうすることによって、見直しの時間を大幅に短縮することが可能になるからです。
※何も書いていないと、見直しに倍の時間がかかってしまい非効率です。
そうは言っても、「テスト中にそんな時間はないよ」という生徒もいると思いますが、これは普段からの演習量を増やして、スピードアップをつける練習をしていくことが必要です。
解くスピードが速くなれば、それだけ見直しに時間を割くことができます。
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ところで、お子様が「ケアレスミス」と言っていても、実際はそうではないこともとても多いのです。
これが多いと感じている人は、試しに「掛け算の九九」を3分以内にやってみてください。
そして終わったら、1分以内で見直しをしてみましょう。
そうすると全問正解の人も多いと思います。
つまり「余裕のある問題」なら、ケアレスミスもほとんどしなくなるわけです。
学校のテストでも、それまでに演習を多くこなして万全の態勢になるまで準備を重ねてほしいと思います。 小林