私がまだ若かった頃、車に乗ってガソリンスタンドに行くと、必ずと言っていいほど店員がやってきて「ボンネットの中を点検しますね。」と言って、半分強制的に中を開けられてしまったものでした。
当時のガソリンスタンドにはセルフサービスというものがまだなく、店員が全てをやるのが普通でした。
そうすると、決まって「〇〇が少なくなってますね。」などと不安を煽るようなことを言ってくるわけです。
こちらもプロの人に言われると不安になるもので、交換したり補充したりしたりする必要のないものまで、頼んでしまったことが何度もありました。
そのときに誓ったことは、「自分が逆の立場になったときには、常に顧客の立場になって本当のことを言おう」というものでした。
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しかし、実際社会に出てからというもの、その信念が揺らぐことはないつもりではいたのですが、やはり組織の中の人間として会社から求められることをやっていかなくてはならず、本心とは違ったことを実践してしまったことも何度もありました。
しかし、今は独立をして自分たちで塾を作っています。
おこがましいですが、一応代表になっています。
だから本音でものを言っても、それが私どもの「塾のスタイル」ということになり、自由に伸び伸びとできるのです。
これが実に精神衛生上も良く、自分の求めていた姿だと思える毎日なのであります。
そのため、塾に通う必要がないと思えば「今は必要ないですよ」と言ってしまうこともあると思います。
しかし、これは生徒のことを思っての意見ですのでどうかご容赦を!
もちろん、成績の良し悪しだけでお子様を判断することは絶対にありません。
成績が良ければ、さらに上を目指していくにはどうすればよいか、反対に成績が悪ければ、何が原因でどのようにそれを改善していけばいいかを、できるだけ分かりやすく伝えていくつもりでいます。
1回のカウンセリングと、2回の体験授業だけでアドバイスできることは限られてはしまいますが、ご入塾の有無に関わらず、「来てみて良かった」というものを与えていきたいと思いますので、ご興味のある方はお気軽にお越しいただきたいと思います。 小林