公立中学の3年生にとっては、これからの約10日間はテストづけになってきます。
気力・体力を充実させ、それぞれの試験に全力で臨んでいきましょう。
さて、それぞれのテストを行う目的や、その内容(高校入試への影響)について簡単に説明してみたいと思いますので、中学1・2年生の保護者の方もお読みいただけたらと思います。
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●定期試験
これは、皆様ご存知のいわゆる中間・期末テストのことです。
この結果が悪いと、通知表の成績に反映されいわゆる調査書(内申書)にも影響します。なおこれは中学1年生の結果から含まれます。
●北辰テスト
中学3年生を対象に行う模試のことです。あくまでも個人または塾を通して申し込みをするもので、中学校では一切関知していません。
ここでの成績(偏差値)が各私立高校・学科の基準に達していると推薦をもらうことができ、当日の入試が非常に有利になります(県内私立高校の大多数と、都内私立の半数弱の高校が該当します)。
なお公立高校の入試には直接影響はありませんが、問題自体は公立高校入試を意識して作られてあるので、入試当日の目安にはなります。
●市学力検査
中学校での進路指導(主に公立高校)の資料として使っていくものになります。
※中学校では北辰テストの結果を進路指導として使うことができないため、新たなテストが必要となってくるわけです。
この結果が悪くても入試で直接不利になるわけではありませんが、学校からの進路指導で厳しいことを言われる可能性は高くなります。
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非常に簡単ではありますが、各テストの特徴をまとめてみました。
さらに詳しいいことについてお知りになりたい場合は、当塾までお越しいただくか、お電話またはメール等でお気軽にお問い合わせください。 小林