今年も「十二日まち」の日がやってきました。
そうは言っても、この仕事をやっていると全く無縁で、今まで私は1度たりともこれに行ったことはありません。
初めて「十二日まち」のことを知ったのは、今から約20年前で、初めて埼玉県に住み始めた時です。
それまでも一応名前くらいは聞いたことがあったのですが、まさかこんなに大掛かりなものなのだとは思いもせず、地元の小さなお祭りくらいにしか思っていませんでした。
しかし、当時働いていた塾で多くの生徒が授業を欠席してしまい、「十二日まち」の偉大さを認識するようになったのです。
昔は私も若く、「授業を休むんじゃない!」などと生徒を叱責していたこともあったのですが、その後だんだんと考え方が変わってきて、今では快く(?)休みを認めて別の日に振り替えています(受験生は別です)。
これは私自身が丸くなったわけではなく、「伝統を残し受け継いでいく」ということが重要だと考えるようになったからです。
ハロウィンやクリスマスもいいけれど、それよりも日本や地域の伝統を大切にしていく心は大事だと思います。
まあそんなことを考えて参加している子供たちはほとんどいないとは思いますが・・・。
今年も塾生の何名かは塾を休んで行っているようですが、いろいろと楽しんできて欲しいと思います。 小林