セレクト学院では、毎日多くの生徒が自習室に来て勉強しています。
「集中できる」「質問できる」「問題集等が豊富に揃っている」これが当塾自習室の大きな特長なのですが、今回は「質問」について少し触れてみたいと思います。
「分からないところがあれば、質問してくるのよ。」というのは、どこのご家庭でも一度や二度はお子様に言われたことがあると思います。
しかし、お子様からすると「面倒くさい」「聞きたいけど遠慮してしまう」「そもそも何を聞けばいいのか分からない」など様々な理由があって、自分からなかなか聞きに来られない人もいます。
でもだんだん塾に慣れてくると、積極的に質問をしてくるお子様が増えてきます。
これは、私どもにとっては非常に嬉しいことです。
そして、質問を重ねることによって、「質問の内容」も良くなってくるものです。
ある生徒は、以前は「この単語は何という意味ですか?」などと聞いていたのが、最近では「これは解答と違うのですが、自分の答えではだめですか?」などと、突っ込んだ質問をしてくるようになりました。
これは、積極的に質問をしてくるうちに、だんだんと自分でどうして行くのが良いかが分かってくるようになったからでしょう。
塾では、なんでも聞きやすい環境を作っていきますので、楽な気持ちでこれからもどんどん聞きに来て欲しいと思います。
※ちなみに英単語の意味を聞かれたときの応対は「辞書で調べようね!」です。 小林
- 11.11.2016
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公立中学の3年生にとっては、これからの約10日間はテストづけになってきます。
気力・体力を充実させ、それぞれの試験に全力で臨んでいきましょう。
さて、それぞれのテストを行う目的や、その内容(高校入試への影響)について簡単に説明してみたいと思いますので、中学1・2年生の保護者の方もお読みいただけたらと思います。
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●定期試験
これは、皆様ご存知のいわゆる中間・期末テストのことです。
この結果が悪いと、通知表の成績に反映されいわゆる調査書(内申書)にも影響します。なおこれは中学1年生の結果から含まれます。
●北辰テスト
中学3年生を対象に行う模試のことです。あくまでも個人または塾を通して申し込みをするもので、中学校では一切関知していません。
ここでの成績(偏差値)が各私立高校・学科の基準に達していると推薦をもらうことができ、当日の入試が非常に有利になります(県内私立高校の大多数と、都内私立の半数弱の高校が該当します)。
なお公立高校の入試には直接影響はありませんが、問題自体は公立高校入試を意識して作られてあるので、入試当日の目安にはなります。
●市学力検査
中学校での進路指導(主に公立高校)の資料として使っていくものになります。
※中学校では北辰テストの結果を進路指導として使うことができないため、新たなテストが必要となってくるわけです。
この結果が悪くても入試で直接不利になるわけではありませんが、学校からの進路指導で厳しいことを言われる可能性は高くなります。
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非常に簡単ではありますが、各テストの特徴をまとめてみました。
さらに詳しいいことについてお知りになりたい場合は、当塾までお越しいただくか、お電話またはメール等でお気軽にお問い合わせください。 小林
- 11.05.2016
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今月に入って、3名の方からお品を頂いてしまいました。
お母様と一緒に来てくれた方、お母様だけでお見えになった方、お子様だけで来られた方とそれぞれ違いますが、共通していることは皆現在の塾生ではないということです。
そのため皆それぞれ久々の再会となり、懐かしさでいっぱいになりました。
こうやって、塾をやめられてからもたまに訪ねに来てくれることはとても嬉しいことで、この仕事をやっていて良かったという気持ちにさせられます。
この場を借りて、改めて御礼を申し上げたいと思います。
そして、卒業等で塾をやめられた方と保護者の皆様とは、今後も長年に渡ってお付き合いをさせて頂ければ、これ以上嬉しいことはありません。
また、お品につきましては、こちらもつい甘えて頂いてしまいましたが、できればお身軽な状態でお立ち寄り頂けたらと思います。 小林
- 10.24.2016
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公立中学校では、教科ごとにワークが配られ、これを定期試験の日に提出するところがほとんどです。
しかし、これに追われてしまい試験勉強に手が回らなかったとなれば本末転倒になってしまいます(もっとも、ワークの課題も試験範囲のものが中心なのですが・・・)。
やはり、普段から地道にワークを進めていき、試験前に慌てることのないようにしておきたいものです。
さて、このワークの提出ですが、これを怠ると「通知表」では大変なことになってしまいます。
テストで満点近く取れていても、5を取れることはまずなく、4か下手をすると3になってしまうかもしれません。
実際この部分が悪くて受験校を変えざるを得なくなるケースも毎年出てきますので、中学に入ってからは、早いうちに提出物・忘れ物・宿題等に対する意識づけをしておきたいものです。
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ところで、私はこのワークの提出方法にいささか疑問を持っています。
それは、特に学校で下位に位置する生徒に対しての学校側の配慮です。
例えば数学のワークでは、通常基本・応用・発展と難易度が分かれているものですが、下位の人の中には応用や発展まではどうやってもできない人もいます。
そうなると、彼らはやらないか、答えをただ単に写して提出するのどちらかになってしまうわけです。
しかし、前者と後者のタイプでは、通知表の評価が大きく違ってしまいます。
実際30点前後の成績の人に、発展まで全部やらせて提出させるというのには無理があります。
そうかと言って解答の丸写しでは、提出すること自体が目的となってしまい、本来の勉強から離れてしまいます。
それよりも、そのような生徒に対しては、基本問題だけで可にするとか、別プリントを提出させる等の工夫があってもいいかなと思うわけです。
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期末試験までの期間は結構早いです。
また科目数も増えるため、早めに準備をする必要があります。
提出物に追われることなく、計画的に学習を進めていきましょう。 小林
- 10.23.2016
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先日、学生時代の友人数名と会いました。
その中には、「学校の先生」「予備校の講師」「塾経営者」など私と境遇の似ている人も何人かいて、そうするとどうしても仕事の話も多くなってきます。
そして年を重ねると、若い方には信じられないような悩みが出てくるわけです。
「肩が痛くて手が上がらず、黒板の上の方を使えない」とか「細かい字が見えない」とかまあいろいろとあるわけです。
私も多少の小さい字は大丈夫なのですが、社会科で地図について教えるときなど、等高線や細かい地図記号など結構神経をすり減らしてしまいます。
やはり年齢に勝てないものはありますが、まあその分他で補っているつもりですのでご心配なく!
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ところで、学校の先生をしている友人から
「入塾を断るケースってあるの?」と聞かれました。
そのときは「うちはそんな偉そうな塾ではないから、まずないよ。」
なんて答えたのですが、帰り道に今までのことを一人で振り返ってみると、「実はそれらしきことが何回かはあった」なということに気づかされました。
そのときの一例を紹介したいと思います。
①他塾にすでに2つ行っている
これはさすがに当塾に通うには無理があります(風邪を引いたときに3で種類の頭痛薬を買って飲むようなものです)。
ただソロバン、通信教育、英会話などとの併用であれば全く問題ありません。
②生徒本人が塾に来たがっていない(高校生)
親の思いとは別に生徒自身に塾に通う意志がないと、実際のところ成績アップは難しいです。
※但し小・中学生の場合は、それでもうまくいくケースも多々あります(年齢が低いほど何とかなるものです)。
③志望校が現実とかけ離れている
これは受験生の夏休みまでなら、問題はありません。
それによって、勉強へのモチベーションが上がることもあるからです。
しかし、秋以降になって入塾した場合、ある程度の限度があるわけです。
正直なところ、「そこまでは難しいと思います」と言ったことも何度かあります。
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こんなわけで、入塾を断ったいうよりも「生徒のことを第一に考えてお伝えした」つもりではいたのですが、その意図がうまく相手に伝わったかなと反省しながら帰途に着いたのでありました。 小林
- 10.19.2016
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