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セレクト学院からのお知らせ

公立高校入試より(国語)

平成26年度の公立高校入試での国語の平均点は56点だったのですが、ある生徒が私のところに来て「96点取れました。」と報告してくれました。

「よくそんなに取れたね。『結構難しかった』と言っていた人が多かったんだよ。」と私が言うと、その生徒は「そんなことないですよ。国語は答えが全部問題用紙に書いてありますよ。」といとも簡単に言ったのでした。

勉強の得意な人の感覚というのはそういうものなのです。

その生徒は小さい頃から読書が好きで、これまでにたくさんの本を読んできました。

もちろん自分から進んで読みたい本を選んでくるので、それが苦痛であるわけはありません。

その積み重ねが大きな財産となってきたのでしょう。

受験生になると、ゆっくりと読書をしている時間があまり取れません。

やはり普段から慣れ親しんでおくことが大切なのです。

今まで読書に触れていなかった生徒も、夏休みには図書館に行って興味のある本を手に取ってみてください。

きっと何か新しい世界がみつかるはずです。小林

30年以上前の英語は

私が中学生だった頃の英語の定期試験は、今とはだいぶ違うものでした。

今から30年以上前というと、パソコン等は一般的には普及されておらず、ほとんどが先生の作成した「手書きの問題」だったのです(なかにはタイプライター等で作ったものもあったと思います)。

それが何を意味するのかと言いますと、今と問題の形式が全然違うということです。

当時の試験問題は、その多くが「完全英作文」か「書き換え問題」でした。

それに比べて、今では「完全英作文」などは全体の中で2~3問程度しかありません。

問題そのものが、昔に比べて非常に簡単になってきているのです。

何故こんな風になったのでしょうか?

ここで私は考えたのですが、「完全英作文」は生徒にとっては大変ですが、作る側からするとあまり手間がかかりません。

つまりパソコンのなかった時代には、最も手軽に作れるものだったわけです。

もちろんこれは推測に過ぎませんが、ただ一つ言えることは、当時の中学生は高得点を取るためには、教科書を丸暗記する位に読みこなし、それらを全て書けるようになるまで練習しないといけませんでした。

技術の進歩によって、今の生徒は英語の作文能力が落ちてしまっているのではないかと思ってしまうわけです。

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他にも当時は「電子辞書」というものがありませんでした。

今では塾生の中にも、高校生を中心に使っている人は多くいます。

もちろんこれが便利であることに異論はありませんが、紙の辞書には勝てない部分もあります。

これは自分自身の経験であって全ての人に当てはまるわけではないのですが、私は英単語等を調べたときにには必ず辞書にマーカー等でチェックを入れていました(大切だからではなく、「2度とこのページは開かないぞ」という決心を込めて引いていたのです)。

はっきり言って辞書を引いて調べることは、時間もかかるし面倒でした。

だからこそ「絶対に覚えて忘れないようにする」という強い気持ちを持つことができたのだと思います。

そして、たまに調べたところに既にマーカーの後が残っていると、大いに反省をするというわけです。

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何だか昔の良かった部分ばかり書いてしまいましたが、今の英語の方が格段に進歩しているところもあります。

それは何かと言うと「リスニング」です。

当時は定期試験はもちろんのこと、入試ですらリスニングがなく筆記試験のみで行っていました。

この点に関しては、格段に今の生徒の方が力があります。

ちなみに以前は「ヒアリング」と呼んでいた頃もありましたが、これは「自然に耳に入って聞こえる」という意味のため誤りです。

正確には「リスニング」(意識して聴く)です。※漢字も違います。 小林

予想問題的中?

塾の広告を見ると、ときどき「予想問題的中!」というものを目にすることがあります。

なかには「これで的中って言えるの?」なんてものもありますが、それはさておき、この「的中」というものが何を意味するかを考えてみたいと思います。

もしある塾が「これがうちの塾で作った予想問題だ。これさえできれば必ず合格できるぞ!」なんて言ったとしたら、それこそ大問題です(入試問題はそんなに甘くはありません)。

塾は予想屋でも占い師でもありません。

あくまでも勉強を教えて成果を出すために存在しているのであって、受験までの期間に数多くの問題を生徒に触れさせて理解させていくところです。

その中で、たまたま同じような問題や類題が出たということで、「予想問題的中!」と言っているだけのことなのです。

つまり、これをより正確に言うのであれば、「うちの塾は、入試までに非常に多くの問題をこなしていきます。だから的中するものも多く出てくるのです。」と、こんな感じになってしまうわけです。

でも、これは広告としてはあまり良いコピーには見えないので、冒頭のような表現になってしまうというわけです。

ちなみに当塾でも、例えば中学3年生には定期試験・北辰テスト・公立高校入試において、予想問題を出しています。

そして、生徒にはつい「この前授業でやったところが出たでしょう?」なんて言ってしまうことがあるのですが、これは「予想問題が当たる位、これまでたくさんこなしてきたんだよ。」ということなのです。 小林

新聞販売員の人との一コマ

ある日のこと、読売新聞の人が自宅に集金にやってきました。

そこで何気なく私は「最近新聞の販売はどうですか?」と聞いてみたところ、返ってきたことばは「いやあ、なかなか大変ですよ。昔ほど新聞を取る人が多くなくて・・・。」とのこと。

『読売新聞は順調に部数を伸ばしてるんだろうな』と思っていた私は少し意外に感じ、「やっぱりスマートフォンなどの影響も多いんでしょうかね。」と言ったら、またまた意外なことばが返ってきました。

「それもあるんだろうけど、この辺子供が多いじゃない。それで塾の費用がかかるんで新聞は取れないって言うんだよね。」とのこと。

もちろん、私が塾で働いているなんてことは知らずに言われたのですが、さすがに恐縮してしまい、「そうですか。がんばってくださいね。」と申し訳なさそうに私は言ったのでした。

私の住まいは塾からはだいぶ離れているので、さすがにそこからはここへ通って来る人はいませんが、『きっとどこの地区でも同じで、うちの塾にも同じような想いで来てくれている人もたくさんいるんだろうな』と思ったのでした。

当たり前のことですが、「塾生全員の成績を上げて喜んでもらう」ということは絶対にやらなければいけないと、再認識させられた1日でした。 小林

「土合中学」期末試験対策授業を終えて

この1、2週間は、期末試験に向けて毎日多くの生徒が塾に来てくれました。

私は期末試験対策授業では英語を担当したのですが、ここで簡単にご報告をしたいと思います。

中1・・・みんな意欲的で、しかも楽しそうに勉強していました(これが一番大切なこと)。

普段の1対1の授業とは違って、たまにはこういうのも新鮮で良かったのかもしれません。

中2・・・文法がだんだんと複雑になってきました。普段からの音読の習慣が非常に重要です。

本日が英語の試験になりますが、結果を楽しみにしています。

中3・・・みんな目の色を変えてがんばっていました。

昨日英語の試験は終わりましたが、結構出来た人が多かったのではないかと思います。

期末試験では、記号で選ぶ問題や、並べ替え、穴埋め等の設問が多いのですが、当塾の対策授業ではそのほとんどを「完全英作文」に費やしています(中2以上)。

つまり本番よりも難しいもので力をつけていくというわけです。

これによって、それよりも簡単な問題に対しては難なくこなしていけるようになるのです。

来週初めには「白幡」「田島」「与野南」中の試験が始まります。全力でがんばって行こう! 小林

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